DXのゴールはAIデータ活用による事業モデルの変革

3つのステップでDXを実現

どの企業においてもデジタルトランスフォーメーションが急務となる中、それぞれの企業においてDXまでの段階は異なります。第1段階は、まずは紙からデジタル化を行う「デジタイゼーション」、第2段階はデジタルデバイスを使ったデータ活用「デジタライゼーション」、そして第3段階、DX(デジタルトランスフォーメーション)のゴールは、AIを使ったデータ活用により、これまでの事業モデルを次世代に適応できる事業モデルに変えることです。

AI-OCRは、この3つのステップの中の第一段階である、紙データをデジタル化するデジタイゼーションで必要となる技術です。

老舗企業の紙データに刻まれたDNAをデータドリブン経営に生かす

現場のベストプラクティスを電子データに

創業100年を超える老舗企業のうち、日本には世界の80%である33,000社が存在します。市場変化への革新性、家訓、社訓、社是の継承、BCPに備えていく危機管理能力、長い年月、時代の変化に対応してきたこれらの老舗企業のDNAは、大量の紙データにそのベストプラクティスが刻まれています。

長い歴史の中で経済大国日本へと成長した日本企業の現場のノウハウと資産である紙データを、AIが読めるよう電子データ化し、新たな時代に適応できるソリューションを見つけ出し、データを活かすというデータドリブン経営の第一歩がAI-OCRです。

ディープラーニングで学習するAI技術を活用したOCR

AI-OCRで、AIシステムの基本ベースを作り上げる

AI-OCRとは、OCR分野に特化してディープラーニングで学習するAI技術を活用したOCRです。請求書や、契約書、企画書などAI-OCRが活用される分野は多岐にわたります。

AI-OCRで30~40年間のノウハウをデジタルデータ化し、AIを使ったデータに基づいた経営判断で、高効率・低費用経営、短期間で新プロジェクト立ち上げなど、これまでのノウハウを活かしつつ短時間でこれまで以上の効果を生み出す、DX時代の勝ち組企業へとビジネススタイルを転換していくことが可能となります。

日本のノウハウを次世代の業務プロセスに活かすAI-OCR

膨大な紙情報をビッグデータとして分析

日本企業が持つノウハウをAI-OCRで電子化し、膨大な情報をビッグデータとして分析し、次世代ビジネスの意思決定や、課題解決に役立つデータへと変換するためにAI-OCRが担う役割は大きいと考えています。

AIのオイルとなるデータをどのように蓄積していくか、新たなデータの収集と同時に過去の価値ある膨大な紙情報をいかにAIのオイルにしていくかが、これからの日本経済が再び世界で存在感を示すために重要なことだとAOSでは考えています。

© 2021 AOS DATA Inc. All Rights Reserved.